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| 歯科医院で最も主だった設備はいうまでもなく「治療ユニット=治療イス」だと思います。当院では最新鋭の治療ユニットである「ドイツ・KAVO(カボといいます)社」の「プリムス1058」を導入しました。以下に示すような数多くの利点を有しています。 |
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表面素材はすべて抗菌加工済み |
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すべてのパーツが交換可能・加熱滅菌可能 |
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超強力なエンジンで短時間の切削治療(=削ること)が可能で、かつ低騒音、低振動で患者さんの苦痛がかなり軽減されています。 |
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歯を削る「エアータービン」は停止する際に、一瞬ですが、周囲の空気を吸い込みます。この際に機械の深い部分まで口腔内の唾液や血液を吸い込む可能性があり、院内感染の要因とされてきました。当院の診療台には、これを防止する「吸引防止機構」が搭載されています。 |
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歯を削る際に噴出される水の量が国産機械の2倍で、摩擦熱を低減し歯の中の神経を損傷しません。出てくる水はすべてヒーターで体温程度に温められているのと、KAVO社特許の「水消毒システム」で完全滅菌されています。 |
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大量の水で患者さんに息苦しい思いをさせないような「強力な吸引システム」を搭載しています。この強力な「吸引システム」は歯を削る際に口腔内から巻き散らかされる細菌や血液を確実に捕獲してくれます。これは院内感染予防において非常に強力な武器となります。 |
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無影灯の光は太陽光とほぼ同じ波長特性を持ち、明るいにもかかわらず眩しさが少なく、目に優しい光です。 |
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シートは柔らかすぎない「低反発素材」で、腰の悪い方でも安心して使用できます |
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センサーが数多く張り巡らされており、少しでも異常を検知したり、危険な使い方を認知したりすると作動する「緊急停止システム」が組み込まれています。 |
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「痛い」「こわい」「つらい」といわれる部分を少しでも低減するための数多くの対策が、何重にも施されています。現在、機能性と安全性および感染予防対策においては右に出るものはないと言われています。
しかし、機械に踊らされることなく医療はあくまでも「手作り」でなければならないのは言うまでもありません。どんなに優れた機械を使っても正しい診断に基づく正しい治療を心がけなければ何の意味もありません。 |
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| 最近は、うつ病や骨訴訟症、脳梗塞、心筋梗塞などの方が増える傾向にあります。
血が止まりにくかったり、痛み刺激に反応しやすかったりすることもあり様々な配慮が必要です。また骨訴訟症ではお薬によっては、感染によって「顎の骨の壊死」などの発生も問題になっています。
当院では出来るだけ低侵襲、低破壊、無痛的、非出血的処置が出来るように配慮されています。 |
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| 口腔カメラ |
| 口腔内の様子を大きく鮮明に映し出す口腔内専用のCCDカメラです。
専用のタブレットで大きくして患者さんに自分では見えない部分を
確認していただけます。 |
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| EMS超音波スケーラー |
| 特殊な高濃度次亜塩素酸液を入れて、「磁歪式振動」という振動パターンで歯を傷つけずに速やかに細菌を落とします。痛みが少ないのも特徴です。ヨーロッパ基準では歯周病治療のスタンダートとなる機器です。 |
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| ENAC |
| 根の治療の際に超音波振動で根管の内部深くに入り込んだ細菌を洗い流し、且つ感染した部分を削り取ります。無段階にパワー調整が可能です。 |
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| ENDOPORTロータリーファイル |
| 微弱な電流を流し根の先端までの長さを計測しながら掘り進みます。圧力センサーとマイコンが付いており進み過ぎると自動的に反転しても戻ってきます。
ファイル(ドリル部分)はニッケル・チタンファイルで弾力性があります。近代的な根管治療には欠かせない機械です。 |
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| ぺリオウェイブレーザー
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| 歯周ポケット内を無菌化するための専用低出力レーザーです。レーザーに反応する薬液を歯周ポケットに予め注入してそこに本レーザーを照射すると細菌が死滅する活性酸素を発生します。人体には全く無害です。出血しないので、血液がサラサラになる薬を服用している患者さんでも安心して使えます。光学治療と呼ばれる最新の方法です。 |
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| AED |
| 高齢者や心臓疾患の患者さんが増えている昨今ですので、万が一の際に常備しています。近隣の施設にお貸ししたこともあります。歯科医院での普及率はまだまだ低い状況です。このほかにパルスオキシメーター、酸素吸入器も備えてあります。 |
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